杉花粉

毎年、多くの人が悩み苦しむ花粉症。
目はかゆいし、くしゃみは止まらないし、鼻はグズグズ…本当につらいですよね。

そんな中、「鼻毛脱毛が花粉症によくない」というウワサを耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか?

たしかに、鼻毛には外からの異物をからめとる役割がありますので、むやみやたらに抜いてしまうのはよくありません。
花粉症を悪化させないためにも、正しい鼻毛脱毛を選ぶことが大切です!

ここでは、花粉症に悩める方のために鼻毛脱毛のポイントなどをご紹介していきます♪

鼻毛脱毛と花粉症の関係は?脱毛で花粉症を引き起こすって本当?

鼻毛を気にする男性

なぜ鼻毛脱毛が花粉症によくないといわれているのかというと、冒頭でも触れたように鼻毛の役割に理由があります。

鼻毛のおもな役割は以下の通りです。

  1. 空気中のホコリや菌、ウイルスなどをからめ取る
  2. 吸い込んだ空気の温度や湿度を調整する
  3. においを感知する

邪魔ものにされがちな鼻毛ですが、実はこのように重要な役目をもっています。
このうち、とくに花粉症と深い関係があるのは①です。

私たちが日々何気なく吸い込んでいる空気の中には、目に見えないチリやホコリ、細菌やウイルスなどが混じっています。
鼻毛はそれらをキャッチして体内に入れないようにする、防御壁のような存在です。もちろん花粉も鼻から入ってきますから、鼻毛がまったくない状態だとまともに侵入してしまいます。花粉のようなアレルゲンは、鼻の粘膜に大量につくことで体の免疫反応が強くなるため、よりいっそうアレルギー症状が重くなるリスクがあるのです。

また、すでに花粉症にかかっている人だけではなく、これまで花粉症とは無縁だった人も鼻毛がなくなることで花粉症を発症しやすくなる可能性があります。
ですから、いくら鼻毛が気になるとはいっても、1本残らずキレイにするような脱毛は危険です!

鼻毛脱毛で鼻水やくしゃみが止まらなくなった!?その原因は?

くしゃみをする女性

実際、鼻毛脱毛をした人の中には鼻水やくしゃみが余計に止まらなくなった人もいます。

その原因としては、具体的に以下のようなことが考えられます。

脱毛の刺激によるもの

鼻毛脱毛する男性

鼻毛脱毛が刺激となり、鼻水やくしゃみが誘発されたケースです。
とくに奥のほうにある鼻毛まで無理に脱毛しようとすると、その刺激や異物感によって鼻水やくしゃみが止まらなくなることがあります。

また、抜けた鼻毛が鼻の中にたまると、それを押し出そうとして鼻水やくしゃみが出ることもありますので注意が必要です!

異物侵入によるもの

ウイルス

上でもご説明したように、鼻毛には異物をからめ取る役割があるため、あまり処理しすぎてしまうと、体は鼻水やくしゃみによって異物を排出しようとします。
とくに脱毛した直後は、大量の鼻水が出ることも少なくありません。

また、鼻毛には鼻の中の湿度を保つ役割もありますので、処理しすぎると鼻の粘膜が乾いてしまい、それをうるおす意味でも鼻水が出やすい状態になります。

副鼻腔炎や毛嚢炎などの炎症によるもの

鼻にニキビができた女性

鼻毛脱毛のしかたによっては、鼻の粘膜が傷つき、そこから細菌が入ってしまうこともあります。
その結果、毛穴の奥にある「毛嚢(もうのう)」が炎症を起こす「毛嚢炎」や、俗に蓄膿症とも呼ばれる「副鼻腔炎」などが起き、細菌の混ざった黄色みがかった鼻水が出ることがあります。

最悪の場合、鼻から入った細菌が脳にまでまわって「脳炎」や「髄膜炎」につながる例も報告されていますので、無理な鼻毛脱毛は大変危険です!

このようなことにならないよう、鼻毛はあまり奥のほうまで処理せず、見える範囲だけにとどめておきましょう。

鼻毛の自己処理は危険がいっぱい!間違ったケアしてませんか?

鼻を気にする女性

花粉症が悪化するだけではなく、ひどいケースでは脳炎にまでつながることもある鼻毛脱毛。
しかし知識不足から、間違った自己処理をしている人は実際たくさんいます。

大切な体を守るためにも、鼻毛のセルフケアには細心の注意が必要です。

ノーズワックスのやりすぎは危険!どれくらいの間隔(頻度)が正解?

ノーズワックスをする男性

鼻毛の自己処理グッズの一つに、ノーズワックス(鼻毛用ブラジリアンワックス)があります。
これは、ワックスをレンジなどで温め、専用の棒にからめて鼻の穴に入れて、固まったら一気に引き抜くというものです。

インターネットやドラッグストアなどでさまざまな商品が販売されており、簡単に鼻毛をごっそり処理できるとして人気を集めていますが、根こそぎ鼻毛が抜けるだけに、粘膜への負担はかなり大きいです。たしかに爽快感はあるものの、炎症のリスクを考えるとあまりおすすめできません。

もし使うなら、少なくともある程度の間隔をあけることが必須です。
基本的には月1回を目安にしましょう。
ノーズワックスでは鼻毛が根元から抜けますので、大体1ヶ月は効果が持続するはずです。

鼻の粘膜荒れますよ!間違ったケア3選

鼻毛の誤った自己処理には、以下のようなものもあります。

奥にある鼻毛まで抜いてしまう

安全な鼻毛脱毛の基本は、「鼻の穴近くの毛だけを処理すること」に尽きます。
奥のほうにある毛まで抜こうとすると、どうしても粘膜を傷つけてしまう危険性がありますので、絶対にしないように気をつけましょう。

そもそも、そんな奥の鼻毛までは人目に触れません!

除毛クリームを使う

鼻毛脱毛に、なんと除毛クリーム(脱毛クリーム)を使用する人もいるようです。

しかし、除毛クリームは基本的に手足などのボディに使うもの。
低刺激をうたっている商品にも、「顔には使用しないでください」という注意書きがあるはずです。

鼻の粘膜は大変デリケートで、刺激には弱くなっています。
とくに除毛クリームには、毛(タンパク質)を溶かす「チオグリコール酸」という強い薬剤が使われているため、鼻の粘膜には禁物です。
絶対に使わないようにしましょう。

毛抜きやカミソリを使う

毛を1本1本つかんで根っこから抜ける「毛抜き」ですが、これも鼻の粘膜には刺激が強すぎるため、おすすめできません。
カミソリも直接刃があたるため、傷をつけてしまうリスクがあります。

その点、ハサミや鼻毛専用シェーバー(鼻毛カッター)は比較的安全です。
ただし、刃を粘膜に押し当ててしまうと危険ですので、扱いにはくれぐれも注意してください。

気をつけたいクセ。無意識の鼻毛抜き!

鼻毛を抜く男性

鼻毛の自己処理にはさまざまな方法がありますが、中でも最悪レベルで危険なのが「手で鼻毛を抜くこと」です!

これは、とくに鼻毛の伸びやすい男性が無意識のうちにしてしまうことが多いのですが、粘膜を高確率で傷つける行為ですので、絶対にしないでください。そこから雑菌が入り込むと、毛穴が炎症を起こして「毛嚢炎」を起こすリスクもあります。

毛嚢炎が悪化すると痛むだけではなく、鼻の中が腫れて呼吸がしにくくなったり、ひどい場合は病院で切開して膿を出すことも。

どんなに鼻毛が気になっても、手で抜くのは絶対にNGです!

エチケットケアに優れた鼻毛脱毛方法とは

鼻毛脱毛の危険性ばかり述べてきましたが、そうは言っても鼻毛を伸びっぱなしにするのも困りもの。
やはり人目に触れる鼻毛は、エチケットのためにもしっかり処理しておきたいですよね。

数ある脱毛法の中でも、安全性が高く、しかも永久脱毛できるのが「医療レーザー脱毛」です!

レーザー脱毛で入り口付近だけきれいに!

医療レーザー脱毛とは、クリニックでおこなわれている脱毛のことです。

サロンの光脱毛と比べてハイパワーなため、高い脱毛効果が得られます。また、医師または看護師が施術にあたりますので、安全性の面でも優秀です。

鼻毛脱毛に対応しているクリニックは多くないのですが、その一部をご紹介します。

ゴリラクリニック l 1回トライアル:6,000円

l 6回:23,000円

l 男性のみ

l 新潟院では非対応

新宿ラクル美容外科クリニック 1回:6,750円
(男性は10,000円)3回:19,000円
(男性は28,500円)

6回:36,250円
(男性は54,000円)

l 新宿院のみ

l シェービング代として別途1,000円が必要

ビューティースキンクリニック 1回:5,980円
5回:24,800円
女性のみ
シェービング代として別途500円が必要

いずれのクリニックでも、鼻の穴付近だけを脱毛します。
中のほうの毛はしっかりと残しますので、鼻毛のフィルター機能が失われることもなく、花粉症の人にも安心です。

通う頻度は、およそ2ヶ月に1回のペースとなります。
必要な施術回数は個人差もありますが、大体5~6回ほど受ければかなり生えにくくなってくるはずです。

ノーズワックスのようなゴッソリ抜ける爽快感はないものの、気になる部分だけをプロの手で処理してもらえますし、効果も永く続きます!

サロンの鼻毛脱毛はどうなの?

脱毛といえば、サロンの光脱毛(フラッシュ脱毛)もありますが、医療レーザー脱毛に比べて照射ヘッドが大きいことから、鼻毛脱毛は基本的におこなわれていません。

ただし、ノーズワックスを使って鼻毛脱毛に対応しているサロンはいくつかあります。

ノーズワックスは自宅で使えるキットが販売されていますが、上でもご説明した通り、鼻の粘膜を傷つけてしまうリスクが高いです。とくに慣れていない人はまっすぐ抜くことができず、余計に毛穴を傷めてしまうことがあります。
それならサロンに行って、ワックスの扱いに慣れたプロに脱毛してもらったほうが安全性は高いかもしれません。

とはいえ、鼻毛を引っこ抜くことには変わりありませんので、できれば医療レーザー脱毛のほうを優先的に検討することをおすすめします。

実際に鼻毛脱毛をしたことのある、花粉症の人による口コミ

「鼻毛が気になるけれど、花粉症が悪化しないかどうか心配…」という方のために、ここでは実際に鼻毛脱毛の経験がある花粉症の人の口コミだけを集めてみました!

鼻毛を生えなくする方法

医療レーザー脱毛

病院

「女だけど、人より鼻毛が伸びるのが速いみたいで、処理が面倒だったので医療脱毛を受けました。ただ花粉症ということもあって、鼻毛が二度と生えてこなくなるのってどうなんだろう…と最初は不安でしたが、あくまで鼻の入り口だけと聞いて安心。必要な毛は残しつつ、はみだしてくる毛はしっかりなくせたのでとても良かったです!」


「鼻毛用ワックスは粘膜に良くないと聞いて、思いきってクリニックでレーザー脱毛を受けました。1年たちますが、ほとんど生えてこなくなり大満足!ワックスを使っていた時はやたらと鼻水が出ていたけれど、現在はとくに異常なしです」

鼻毛を抜く方法

ノーズワックス

ノーズワックス

「TVで芸能人が紹介しているのを見て、某ワックスを購入。しかし、痛い!とにかく涙が出るほど痛いです…やり方が下手なのかもしれませんが。さらに、花粉症のシーズンになると鼻水やくしゃみが悪化したような…。やっぱり鼻毛は適度に残さないとダメなのかもしれません」

「一気に鼻毛をゴッソリ抜けるのでやみつきになってしまうのですが、やったあと数日はいつも鼻水が止まらなくなります。とくに花粉症や黄砂の季節は最悪なので、春はハサミでカットするようにしています」

鼻毛を切る方法

ノーズトリマー(鼻毛用電動シェーバー・鼻毛カッター)

「私は昔から鼻毛用カッターひとすじです!2,000円くらいで買えるし、カミソリやハサミより安全なのでオススメですよ。奥までは届かないので、必要な鼻毛は残せます。花粉症がひどくなったということもありません」


「使いやすくて確かにいいんですが、時々鼻毛の一部が引っ張られて痛いことがあります。血が出るまではいきませんが…。あと、定期的に処理しなくちゃいけないのが少し面倒ですね」

はさみによるカット

はさみ

「ずっとワックスを使っていましたが、鼻毛がなくなったせいなのか、これまで無縁だった花粉症になってしまったため、ハサミに変更!ワックスのような爽快感はないけれど、鼻毛専用のハサミなので安全に使えるし、これで不便はないかな」


「鏡を見ながら週に1度のペースでチョキチョキしています。くしゃみや鼻水が出ることはとくにありません。ちょっと面倒だけど、コストもかからないしこれが一番!」

結局のところ、花粉症の人が鼻毛脱毛するならどの方法がベストなの?

上でご紹介した口コミを参考にしますと、花粉症の人におすすめなのは「医療レーザー脱毛」または「ハサミかシェーバーでのカット」の2択となりそうです。

どちらも鼻の浅いところまでしか処理しないため、フィルターとして必要な鼻毛は残せますし、ワックスのように粘膜を傷つけることも基本的にありません。

医療レーザー脱毛は、何といっても「永久脱毛ができる」点が最大の魅力ですので、鼻毛の処理に時間をとられたくない方や、面倒くさがりの方に向いています。とくに鼻毛が伸びやすい男性は、医療レーザー脱毛を受けたほうが圧倒的にラクなはずです!

費用はかかりますが、5~6回受けても20,000~30,000円で済むクリニックが多いため、ほかの部位に比べるとかなりリーズナブルといえるでしょう。

一方、鼻毛カットはコストがかからないことと、自宅でいつでも手軽にできる点がメリットです。鼻毛専用のカッターやハサミを選べば、安全性も問題ありません。

ただし永久脱毛はできないため、こまめにおこなう必要があることと、毛の長さによってはカッターでの処理が難しい点がデメリットといえます。あまりに長い毛の場合、カッターではうまくカットできないことがありますので、鼻の穴からはみ出しているような毛はハサミで切ったほうがいいですね。

鼻毛にまつわる都市伝説?実は鼻毛脱毛でこんなことが・・・

鼻毛脱毛についてネットで調べると、さまざまな都市伝説(?)が出てきます。
はたして本当なのかどうか、ここで検証していきましょう!

鼻毛脱毛で花粉症の症状が軽くなる?

鼻毛を脱毛すると、くしゃみや鼻水がひどくなるという話がある一方で、逆に「花粉症がよくなる」という説もささやかれています。

これは、鼻毛脱毛することで鼻のムズムズ感が一時的に改善することが理由と考えられます。
とくに鼻毛が長く伸びやすい人は、ある程度処理したほうが鼻の通りがよくなり、花粉症の症状も軽くなる可能性がありそうです。

ただし、短くカットする方法の場合、再び鼻毛が伸びてきた時に余計ムズムズしてしまうこともあります。鼻毛が伸びやすい人は、思いきって医療レーザー脱毛を受けたほうがいかもしれませんね。

花粉症だと鼻毛が抜ける?伸びる?

「花粉症になると鼻毛が抜ける」、逆に「伸びる」という都市伝説もあります。

結論からいえば、花粉症の季節には鼻毛の伸びるスピードが速くなる可能性が大です。

というのも、鼻毛は異物から身を守るフィルターとしての役割をもつため、異物が多い環境にいるほど伸びやすくなります。花粉症以外でも、空気の悪い場所に長くいる人や、タバコを吸う人は鼻毛が伸びやすくなることが一般的です。

異物が侵入しないように、よりいっそうフィルターを強化させる必要がある、ということですね。

鼻毛脱毛をすると味覚がくるう?「嗅毛」とは

「鼻毛脱毛すると、においや味がわかりにくくなる」という話も聞かれます。これは、実際にあり得ることです。

鼻腔の粘膜には、「嗅毛(きゅうもう)」という毛が生えています。嗅毛にはにおいを感知するセンサーがあり、そこでキャッチされた情報が脳に伝達されることで、私たちはさまざまなにおいをかぎ分けることができるのです。

そのため、奥のほうにある鼻毛まで脱毛しすぎると、この大切な嗅毛まで処理されてしまい、においがわかりにくくなることがあります。においがわからないということは、味覚にも影響が出ますので、味もわかりにくくなってしまうのです。

「最近、においや味の感覚がにぶくなったなあ」と感じている方は、ムリな鼻毛脱毛をしていないかどうかチェックしてみてください。

まとめ

鼻毛脱毛と花粉症の関係について、くわしくご紹介しました。

邪魔もの扱いされがちな鼻毛ですが、実際は異物から体を守るための重要なはたらきをしているため、あまり処理しすぎるのも問題です。とくに花粉症の人は、適度に鼻毛を残さないと症状が悪化するおそれがあります。

また、ワックスや毛抜き・手などで鼻毛を根こそぎ引っこ抜く行為は、デリケートな鼻の粘膜を傷つけて細菌感染を引き起こすことがありますのでおすすめできません。

一方、「医療レーザー脱毛」または「ハサミや電気シェーバーによるカット」は安全性の高い脱毛法です。とくに医療レーザー脱毛は、5~6回受ければ永久脱毛の効果が期待できるため、鼻毛処理にかける手間をなくしたい方には最適といえます。

正しい方法を選ぶ限り、鼻毛脱毛のせいで花粉症になったり、悪化したりすることはまずありません。とくに医療レーザー脱毛は、医師の監督のもとでおこなわれるものですから、安心して受けてくださいね!