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大手の脱毛サロン「エタラビ」ご存じの人も多いかと思います。
そんな有名サロンに営業停止命令が出されました。
一体どういった経緯でこのような状態になってしまったのでしょうか・・・。

実際に利用されたことのある人、現在通われている人、これから予定していた人など疑問や不安がたくさんあると思います。
今回は、エタラビの業務停止命令に関する詳細を調べた結果をご報告します!

業務停止命令になった経緯について

そもそもの原因は下記のとおりです。

1:施術できる金額を意図的に誤認させる虚偽広告を出していたこと。

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※以前の広告です

スマホ向けの広告で、月額9,500円で全身脱毛ができるといった内容にて宣伝していました。
しかし、実際は17万を超えるコースの勧誘をしていて、9.500円というのは料金を一括で支払った場合の1ヶ月分の金額を指していました。

2:予約に関する不実な内容での勧誘をしていたこと。

利用人数に対してエステティシャンの数は非常に少なく、予約をとることが難しい状況で「間違いなく予約が取れます」と勧誘をしていました。

3:解約の際に返金拒否。

クーリングオフを希望した消費者に対して、速やかに金銭を返金する義務があるにもかかわらず、店舗に取りにこさせるなど不当に返金を遅らせていました。
また、途中解約の際に「解約しても返金できません」など返金拒否や銀行のトラブルなどと意図的に遅らせていました。

4:提供サービスの意図的遅延。

原則は3ヶ月に4回の頻度で施術を提供する旨でしたが、不当に遅らせていました。

他にも、書類の不備など数多くの不備が理由で、営業停止命令に至ったようです。

実際の勧誘事例について

img_096Aさんの場合
インターネットの月額9,500円という広告を見て、料金の安さに惹かれて初回無料のあくんセリングを予約。説明を受けるも、実際は契約金額を一括で支払わなければんらないことを知りその日はいったん帰宅。後日、一番安いコースで契約をしたものの、やはりクーリングオフを希望。返金に関しては「○○店に取りに来てください」と連絡があったとのこと。

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img_097Bさんの場合
契約の際に完全予約制で、いつでも好きな時に通って頂けますと説明をうけ契約。しかし、実際は予約がいっぱいでなかなか取れず、キャンセル待ちを入れても何の連絡もなかった。ローンは始まっているものの施術は受けられず解約を希望。しかし、契約から日が経っているためクーリングオフはできないと言われ、解約の場合は違約金を振り込むよう言われたそうです。

img_057上記はほんの一部で、消費者庁の事例を簡単にまとめたものです。
他にも大量の相談が寄せられていて、5年間で521件
すごい数ですね・・・。利用する側からすると、とんでもない話です。
今後の利用には不信感を抱いても仕方ないですね。

現在契約中の人はどうなるの?!もし解約したいならどうしたらいいの?

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ということで、実際に電話で問い合わせをしてみることにしました。それぞれ質問に対する返答を会話形式で紹介したいと思います。
※ちなみに、電話した2件目の店舗で回答いただけました。

 今回の営業停止命令を受けて、不安や疑問を感じたので問い合わせさせていただきましたが、ご回答いただけますか?

エタラビ この度は大変ご迷惑をお掛けし申し訳ありません。どういったお問い合わせでしょうか?

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 営業停止命令が出されたと思うのですが、現在契約中の人はそのまま問題なく通えるのですか?

エタラビ もちろん、そのまま通っていただけます。

 営業停止命令が出されたことによって、何か支障はないんですか?

エタラビ 特に支障はございません。一部営業停止といった内容ですので、新規のコースご契約はできませんが、既に契約されている方は今までどおり通っていただけますよ。

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 では、現在通っていて解約したい場合にはどうしたらいいんですか?

エタラビ 途中解約をご希望の場合、まずはコールセンターへご連絡ください。そちらで対応させていただいております。

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 ちなみに、新規の契約はいつまでできないんでしょうか?

エタラビ 一部営業停止の期間は9ヶ月となっております。2016年8月25日から2017年5月24日の期間となりますので、この期間を目処にさせていただきたいと思っております。

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 わかりました。今後、どうなるんでしょうか?いきなり倒産!とかなりませんか?

エタラビ 今後も営業は続けさせていただきますのでご安心ください。

img_057以上が一連のやり取りです。
丁寧に受け答えしていただけましたが、やはり営業停止命令の内容を見る限り不安は拭えませんね。
実際問題、今回のことで解約を申し出る人が殺到するかもしれません。
倒産しないとは言い切れないのが現状でしょう。

今後の消費者の動きで左右されることになる

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上記でも記載したとおり、解約が殺到すれば倒産する可能性も否定できません。

それに、一度失った信頼を回復させるのは容易ではありませんよね。
新規の契約が可能になったとしても、新たに顧客を獲得できるという確証もありません。
現在裁判中ということもあるので、今後の流れを見守るほかないでしょう。

少なからず不信感を抱かれている人や、今後に不安を感じられる場合は、解約もしくはほかのサロンでの契約をおすすめします。

やはり、信頼でき安心して通うことのできるサロンを選ぶことが大切。
脱毛でのトラブルは契約内容や金銭的なものばかりではありません。
スタッフの対応や技術的なトラブルなど多々あります。
せめて契約内容や金銭面では、明白で誠実なサロンを選びたいものです。

 

(※記事の内容は消費者庁を参考にした箇所があります。)

その後…どうなった?追加記事

2017年4月6日、ショッキングなニュースが報道されました。それは、脱毛サロン「エターナルラビリンス(通称エタラビ)」を運営するグロワール・ブリエ東京が、破産手続きの開始決定を受けた、というものです。

それでは、エタラビに通っていたお客さんはその後一体どうなったのでしょうか?ネットには「返金なし!」「被害者放置」という情報が飛び交っていますが、実際のところは??

正確な情報をリサーチしてみました!

エタラビ閉店→ミュゼ系列の「コロリー」に

破産手続きの開始決定を受け、突如として閉店してしまった「エタラビ」。

もともとエタラビは、その前にも広告の宣伝文句が大げさだったり、解約した会員への返金を拒んだりしたことで行政処分を受けていたのですが、それが原因で数ヶ月間新規のお客さんと契約できなくなったことが、資金繰りの悪化につながったようです。

ただしエタラビの事業は、大手の脱毛サロン「ミュゼプラチナム」が継承することになりました。そしてエタラビの元店舗を改装し、「colorée(コロリー)」という新しい脱毛サロンとしてオープンしたのです。

コロリーは全身脱毛専門のサロンで、2017年4月15日から営業を開始しています。エタラビが閉店してすぐに生まれ変わった、ということですね。

関連記事→3ヵ月無料特典がすごい!全身脱毛coloréeコロリーの価格や予約状況

これにより、エタラビの店舗と従業員さんはコロリーへと引き継がれたわけですが、問題なのはエタラビに通っていたお客さんたち。特に脱毛料金をすでに払い込み済みだった人は、当然ながら返金を求めたわけですが、結果的に「返金はきわめて難しい」という状況になってしまったのです。

その理由はごく単純で、「会社側にお金がないから」。破産手続きをする場合、売却できるものは売却して少しでも債権者にお金を配当するのですが、エタラビの場合は2016年に行政処分を受けた時点ですでに店舗資産などをミュゼプラチナムに譲渡していたため、売却するだけの資産はもうなかったようです。

また、事業を継承したミュゼプラチナムも、エタラビの店舗と従業員は引き受けたけれども、お客さんへの返金対応まではしてくれませんでした。つまり、エタラビに支払ったお金は返ってこないということです。ひどい話ですが、「ない袖は振れない」とはこのことですね…。

関連記事→注目の新脱毛サロンコロリーはミュゼの姉妹店?その違いを徹底比較!

エタラビのお客さんのための救済措置とは?

このように、返金を受けるのは非常に難しい状況なのですが、エタラビと契約の残っているお客さんについては、引き続きコロリーでサービスを継続して受けられるという救済措置がとられています。

救済措置の内容は、支払いの状況によって以下のように変わります。

「日本プラム」「ダブルラック」でローンを分割払い中の人

日本プラムおよびダブルラックでローンを組み、分割払いで支払っている途中の人は、そのまま支払いを続けることでコロリーの施術を受けることができます。

追加料金も必要ありませんので、もっとも損失が少ないパターンです。

「CBSフィナンシャルサービス」でローンを分割払い中の人

CBSフィナンシャルサービスのローンを利用中の人は、カスタマーセンター(0120383060)に電話の上、今後の対応を相談することになっています。

受付時間 (9時~18時)の間に電話で問い合わせてみてください。

クレジットカードで分割払い中の人

信販会社のローンではなく、クレジットカードで分割払いをしていた人は、残念ながらコロリーでの救済措置は受けられません。

ただし、クレジットカード会社に相談することで今後の支払いをストップできる可能性があります。対応はカード会社によっても異なるため、必ずしも免除されるとは限らないのですが、まずは相談してみましょう!

もし、残額がたっぷりと残っている上に、引き続き支払いを求められた場合は、最寄りの消費生活センターに相談してみてください。

すでに全額支払い済みの人

エタラビの脱毛料金をすでに全額支払っている人は、「1回の来店につき2,309円の追加料金」を支払うことで、コロリーでの施術を受けることができます。

ただし、コロリーは全身脱毛専門のサロンですので、4回通って全身脱毛が1度完了することになります。ですから、エタラビで1回分の施術が残っていた場合は「2,309×4=9,975円」、2回分残っていた場合は、さらに2倍して「19,950円」の追加料金が必要ということです。

すでに料金は全額払い込み済みなのに、追加料金を払わないと施術を受けられないのは納得できない気がしますね…。

エタラビを解約した人

もっとも被害が大きいのは、「倒産の危機を察知して、早々とエタラビを中途解約した人」です。

契約が残っていない以上、コロリーでの優遇措置は受けられませんし、前述したように返金対応も期待できません。

返金を受ける前に解約してしまった人は、今のところ泣き寝入りするしかないのが現状のようです。

ちなみに、コロリーでの優遇措置の対象となる人は、専用ダイヤル(0120200709)に電話の上、サロンで手続きをする必要があります。

そのまま放置するだけではコロリーでの施術は受けられませんので、必ず電話するようにしましょう!

今後サロン契約する際に気を付けたいポイント!

エタラビの倒産は、脱毛に興味のある人なら誰にとっても他人事ではありません。ある日突然、通っているお店がつぶれてしまう危険性も考え、以下のようなポイントに気を付けるようにしましょう!

一括払いではなく分割払いを選ぶ

万が一の倒産のことを考えると、高額な脱毛料金を一括で支払うのはややリスクが高いといえます。

エタラビの場合、コロリーでの救済措置を受けられる分まだマシなのですが、サロンによってはそのままお金がもどってこない可能性も十分考えられます。

ですから、ローンやクレジットカードでの分割払い、もしくは「月額制」の料金プランを選んだほうが安心です。

なるべく営業年数の長いサロンを選ぶ!

どの会社がいつ倒産するか、ユーザーが正確に知ることは難しいのですが、一般的には新しく急成長したサロンほどリスクは高いといわれます。

ですから、なるべく創業から年数の経っているサロンを選ぶのがオススメです。

また、最初から高額なプランを契約せず、まずは低料金のプランから始めるようにしましょう。

ちなみに、エタラビの件を見てもわかるように、未消化分が残っている状態で解約する場合はもっとも損失が大きくなる可能性があります。もちろん、多くのサロンでは返金に対応していますが、実際に返金されるまでには1ヶ月以上かかることも多く、経営が傾きかけているお店だとそれまでに倒産してしまうリスクがあるからです。

そう考えると、やはり高額な料金を先払いで納めてしまうのはハイリスクといえます。なるべく分割払いか、月額制で支払うようにしましょう!

もしサロンが倒産して返金されなかった場合、できることは?

もし今後、契約していたサロンが倒産して返金を受けられなくなった場合、ユーザーにできることをまとめてみました。

「日本エステティック業協会」に相談する

日本エステティック業協会に加盟しているサロンが倒産した場合、協会に相談することでなんらかの救済措置を受けられる可能性があります。

実際、エタラビの「コロリー救済」も日本エステティック業協会の尽力が大きかったようです。

他社の協力も必要になってくるため、かならず助けてもらえるという保証があるわけではありませんが、相談してみる価値はあるでしょう。

参考:http://www.esthesite.com/

クレジット払いをしている場合は、カード会社にすぐ連絡する

クレジットカードでの分割払いをしている人は、すみやかにカード会社に連絡を入れることが先決です。

サロンが倒産した場合、本来受けるべきサービスが途中で受けられなくなったということですから、カード会社に対して支払いを拒否する「支払い停止の抗弁」という権利を行使できる可能性があります。

消費生活センターに相談する

返金や他店での救済措置を受けられなかったり、クレジットカードの支払いをストップできなかったりした場合は、最寄りの消費生活センターに相談してみましょう。

消費生活センターでは、ありとあらゆる商品やサービスに関する苦情や問い合わせを、専門の相談員が受け付けています。問題解決のための情報提供やアドバイスをしてくれますので、どうしていいかわからない人はぜひ相談してみてください。

近くのセンターがわからない場合は、「188」に電話をすれば案内してもらえますよ。

まとめ

脱毛サロン、エタラビの倒産に関する情報を中心にご紹介しました。

エタラビに限らず、倒産する会社の多くは資金がない状態ですので、返金を受けられる可能性はかなり低いのが現実です。不条理ではありますが、そういうものなのですね。

ですから、ユーザーは自分の身を自分で守らなくてはいけません。そのためにも、高額なプランを一括払いにするようなことは避け、なるべくリスクの低い支払方法を選ぶことを強くオススメします!

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